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飯田健二 - 坂の途中で

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茨城は水戸で活動するSSW飯田健二による15曲入りのカセット(通常盤)。

むせ返る濃い緑の雑木林を抜けると
そこには一面の水田と蒼い空だ

何処へでも行ける気がした
この世の果てまでも
ひばりの声が空に響いて
何処までも あぜ道を歩いていた

以上、あぜ道という曲から一部詞を抜粋させていただきました。

自分は子供の頃、親が持っているレコードやCDをかけながら一人で眠りにつくという日々を繰り返していたのですが、飯田健二の曲を聴いているとその時のなんとなく寂しい気持ちを思い出します。
02.秒針は平山穂瑞海のカバーでどハマり、味のあるアートワークは巡宙艦ボンタによる。
トータルでいろんな心を鷲掴みにしてくる作品です。
千葉県在住の林氏とみちくさというアコースティックユニットを組んでおり,そちらも要注目。

zombie foreverインフォより
「水戸にゾンフォーっぽい人がいます」音楽好きの友達がそう言って送ってくれた2015年に作ったカセットをお客さんがいない店内で再生してみた。すぐに感じたのは「いなたい」だった。自然の中に佇むウクレレを持った少年のジャケ。そこから流れてくるのはウクレレと歌だけ。でも、それがなぜだか贅沢な時間のように感じたのは確かで。耳を澄ませば、普通のフォークソング。だけどアンビエントやエクスペリメンタルのような一点に集中させる緊張感はそこにはなく、彼の目を通じて見ている世界が淡々と綴られているのがわかった。まるで自分がみてきた風景のように。「この道なんで知ってるの?」まるでそんな感じ。2018年の夏が終わる頃、水戸まで会いに行ってきた。昔URCや四畳半フォークシンガーが奮起していた時代とリンクするように、彼の部屋はバッチリ畳だった。そこに古びた丸テーブル、冷たいお茶にオレオ。本棚にはガロ、ねじ式、誰も知らない同人誌。年齢は25歳。名前は飯田健二。

1.坂の途中で
2.秒針
3.飛行機ひとつ
4.砂浜
5.スパゲッティ
6.こおろぎと僕と
7.レールの音が聴こえたよ
8.あぜ道
9.納屋の歌
10.展望台
11.公園
12.ぐっすり眠らせて
13.柳の木の下で
14.眠れ眠れ
15.すけべ

秒針
https://youtu.be/brj7YBCqnkU

https://soundcloud.com/user-226668189

zombie forever(Japan)
2018年11月リリース

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