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Фивы - S/T
¥1,760
ロシアンポストパンク/コールドウェーヴシーンの隠れた名グループФивыのシングル集的なセルフタイトル作。ダークな情念に満ちた女性ヴォーカルが広がり、元共産圏ならではのミニマルで隙間を活かした作風がクールです。とはいえ聴き心地はかなりポップ。 ちなみにФивы(テーベ)とはとても歪な形で宇宙に浮かぶ木星の4番目の衛星とのこと。 ロシアのインディシーンを激しく拡散する新興レーベル、Destroyed Room Tapesから日本最速入荷。 1.Восход 2.Виноват 3.Возврат 4.Аггел 5.Занят 6.Руины Солнца https://saim.bandcamp.com/album/--2 https://saim.bandcamp.com/track/- https://saim.bandcamp.com/track/--9 https://saim.bandcamp.com/track/--2 Destroyed Room Tapes(Leningrad/Russia) 2021年11月リリース
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Фивы - Сайм
¥1,760
「音楽を聴かずに語る方法」というものがあり、要はその作品が生まれた文化的なコンテクストや歌詞を読んで得られる情報から言葉で外堀を埋めていく手法なのだが、それが過剰になると物語めいた文章と実際に聴こえる音楽の乖離が凄まじい音楽雑誌のような状態になってしまう。そしてロシア語の音楽のように歌詞を聴き取れないものになっていくと、急激に貧困な語彙でオリエンタリズムに逃げた表現になりがちだ。 女性による表現の深さというものは、男性だけのグループにはなし得ない場所まで行っていることが多い。力強く深みのあるヴォーカルの声は、可愛く、男に期待されるロールモデルの範疇を超えて女性たちの表現が豊かであることを示している。ギター性が希薄でミニマルなトラックたちの一貫性も見事。 1.Звёздочка 2.Фауст 3.Конь 4.Лило 5.Август 6.Сайман https://saim.bandcamp.com/album/- Destroyed Room Tapes(Leningrad/Russia) 2021年11月リリース
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Фивы - Оста
¥1,760
サンクトペテルブルクの謎めいたダンスホール儀式音楽グループ、テーベの2017年作。ダブステップと民族的なムード漂うトラックにシリアスな低音の女性ヴォーカルが怪しく絡みつく全8曲。ライブ映像ではロックバンドらしくポストパンク/コールドウェイヴなテイストがより強く感じられるものの、力強く冷徹な意志を感じさせるヴォーカルの存在感はロシアンコールドウェイヴの中でも一線を画しています。新進気鋭のDestroyed Room Tapesより。 1.Нун 2.Погорание 3.Лестница 4.Нож 5.Город 6.Ключи 7.Никитка 8.Блудные Огни https://saim.bandcamp.com/album/--3 Destroyed Room Tapes(Leningrad/Russia) 2021年11月リリース