LARAAJI - Connecting with the Inner Healer Through Music
¥1,320 税込
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ララージは1943年生まれの米国を代表するニューエイジ・ミュージックの旗手。若い頃はスタンドアップコメディの道を志す芸人だったという。ブライアン・イーノのAmbient 3への参加が彼の最も有名な仕事だが、現在に至るまで音楽、政治活動を続ける活発なアクティビストであり、近年アメリカでの再評価著しいアーティストだ。彼が70年代当時ワシントンスクエアパークで初の音源を最初に販売した媒体がカセット(安価で製造、輸送も楽)だったといういきさつもあり、今までほとんど知られてこなかった初期作品をLeaving Recordsからカセットリイシューすることになった。
本作は1982年から83年までに制作された楽曲を6パート収録している。
表題曲はSouth East Spiritual Conferences (SESC) という自己啓発組織で1983年に三日間開催された音楽療法セッション用に制作されたもので、極めて限られた関係者にしか配られなかった。
カリンバのミニマルなフレーズと何らかの倍音がスケープ状に流れ続ける。その上を彼の声が穏やかに流れ、瞑想と覚醒へと導く。
米国ではこのようなスピリチュアリティを説く自己啓発セミナーが多数存在し、その規模も過激性も千差万別だが、日本人の多くが忌避感を覚える界隈がこのような素晴らしい音楽などの文化的成果をあげている。
オウム真理教も音楽の精神的影響を重視した組織だったが、悲しいかな麻原に音楽的才能は乏しく、ネット上であの陳腐な尊師マーチがネタ的に消費されるだけだ。セミナーを運営し新たな精神的紐帯を編成しようとするYoutuberや元よしもと芸人たち。彼らが新自由主義に準拠しないコミュニティを志向できれば、このような文化芸術の芽が日本にも芽生えるのかもしれない。
1. Trance Celestial - Movement 1
2. Trance Celestial - Movement 2
3. Trance Celestial - Movement 3
4 .Trance Celestial - Movement 4
5. Trance Celestial - Movement 5
6. Connecting with the Inner Healer Through Music (A Transmission of Musical Verbal Information)
https://laraaji.bandcamp.com/album/connecting-with-the-inner-healer-through-music
Leaving Records (California/US)
2020年6月5日リリース
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